「イラストで顔の表情がいつも同じになっていませんか?」初心者さんが知っておくべき表情の描き方をまとめました
今回の記事はいつも同じ表情の顔しか描けなくて悩んでいる方に向けて、初心者さんが知っておくべき表情の描き方をまとめました。是非最後まで読んでくれたら嬉しいであります。
そのお悩み一緒に解決していくであります。
読者のこんなお悩みにお答えします
・顔の表情がいつも同じになっちゃう
・笑った顔や怒った顔を描いている筈なのにインパクトが足りない
・顔の表情の練習の仕方がわからない
イラストの顔の表情が難しくて自分には無理だと諦めていませんか?
難しく考えなくて大丈夫ですよ。
なぜなら初めはみんな難しくて描けないからです。描いて練習している内にきっと色々な表情が描けるようになります。
是非この記事を最後まで読んで試してみてください。
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きっとあなたも絵を描くことが楽しくなってくるはずです。
それでは早速みていきましょう。
「イラストで顔の表情がいつも同じになっていませんか?」初心者さんが知っておくべき表情の描き方をまとめました
顔の表情がいつも同じになるときは表情のバリエーションを覚えよう
顔の表情がいつも同じになるときは表情のバリエーションを覚えましょう
なぜなら表情の引き出しが増えれば選択肢ができ、意識的に別の表情に変えられるからです。
例えば、引き出しが何もない状態で描くといつもと同じ顔しか描けませんが、怒った顔や笑った顔が描けるようになったらどうでしょうか?
表情のバリエーションを増やすことで表現の幅が広がります。
とはいえ、「もとから無愛想な顔で表情があまり変わらない人もいるだろ」という意見もあるでしょう。
ですが、それは少数派であると思いますので表情のバリエーションを覚えましょう。
インパクトが足りないときは強弱を使い分けよう
インパクトが足りないときは強弱を使い分けましょう。
なぜならインパクトが足りないときは表現が弱くなっていることが原因だからです。
例えば、怒った表情のときに目だけで睨みつけるのと、口も大きく開いて怒鳴りつけながら怒るのでは後者の方が表現は強くなりますよね?
キャラクターや場面に合わせて表情の強弱を使い分けてください。
顔の練習の仕方がわからない人はまずは簡単な顔から練習してみよう
顔の練習の仕方がわからない人はまずは簡単な顔から練習してみましょう。
なぜなら複雑な表情を描くよりも簡単な顔の方が挫折しないと思いますし、パーツの変化を覚えやすいと思うからです。
例えば10個いきなり覚えるよりも1、2個から覚えた方が簡単ですよね?
いきなり沢山のことを覚えようとするのは難しくて挫折する要因になります。人間の脳は1度に覚えられる数に限度があります。
ではどうして絵の上手い人は複雑な表情が描けるのかと言うと、
いきなり描けている訳ではなく、今のあなたのように同じ表情しか描けないところからコツコツ積み重ねてきたからです。
そうして絵の上手い人は初心者さんが考えている何倍も色々な思考を働かせて描いている訳です。
あなたも小さな一歩から始めて自分の無理のないペースで一歩一歩練習してくださいね。
簡単な顔の描き方をより詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ
「イラストで顔の簡単な描き方ないの?」難しいことはもう、うんざり。顔の簡単な描き方まとめ5選
イラストで顔の表情がいつも同じになってしまう理由
何も考えないで描き始めているからです
あなたがいつも同じ表情を描いてしまうのは何も考えないで描き始めてしまうからです。
なぜなら小梅がイラストを描き始めたばかりの頃そうだったからです。
小梅も初めて描いたときは今のあなたと同じで、何も考えないでイラストをいきなり描き始めていました。ある時ふといつも同じ表情しか描いていないことに気付きました。
その時から、笑顔になるときはどんなときか、怒った顔になるときはどんな場面かを考えながら他の表情の練習をしたのを覚えています。
最初はとにかく失敗ばかりで全然上手く描けませんでした。(描いていないのだから当たり前ですよね)
何度も練習している内にいつの間にか描けるようになっていました。
あなたも練習している内にきっと描けるようになるので心配しなくても大丈夫ですよ。
とはいえ、「それは小梅の場合だろ?」と言う意見もあるでしょう。
確かにそれも一理ありますが、挑戦しないよりまずは失敗ありきで行動した方がプラスになると思います。
まずは自分のペースでコツコツやっていきましょう。
イラストの顔に表情を描くコツ
・骨格を意識する
・筋肉を意識する
・設定を決める
表情を大きく変えるときは骨格を意識しよう
表情を大きく変えるときは骨格を意識しましょう。
なぜなら、口を開くと下顎骨が下がりアゴの位置が変わるからです。
例えば、怒りに満ち溢れて爆発したら怒鳴りますよね。
口を大きく開いて怒鳴っているのにアゴの位置が変わっていなかったらおかしいですよね?
筋肉を意識して描こう
表情を描くときは筋肉を意識しましょう。
なぜなら筋肉が働くことによってさまざまな表情を作っているからです。
例えば、笑顔を作るには大頬骨筋が働くことによってほうれい線が強調されますが、
これを全然関係のないところに線を描いてしまうと別の表情になってしまいます。
資料をよく見て適切な位置に線を描きましょう。
若い女性の顔を描くときは、年齢よりも老けて見えてしまうのでほうれい線をデフォルメして線を省略するなど描きながら自分の引き出しを増やしていってください。
設定を決めよう
いきなり描き始める前に設定を決めましょう。
なぜなら設定を決めればどんな表情が1番適切か決まるので表情が描きやすくなるからです。
笑顔になるときはどんなときですか?
怒った表情になるときはどんなときですか?
設定を作ることでいつも同じ表情になるのを避けられますし、どんな場面なのか想像できるので表情を描きやすくなると思います。
また、キャラクターの性格などによっても表情を使い分けてください。
設定ってどう作っていいかわからない人は、友達を参考にしてみるのがオススメです。
年齢・性別・性格などを何でもいいので書き出してみてください。
きっと前よりも描きやすくなるはずです。
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