これだけでイラストの目の印象がガラッと変わる!目の描き方まとめ5選
今回の記事はインスタでフォロワーさんからご相談を受けましたので、急遽内容を変えてお作りしましたです。目が上手く描けない方は是非最後まで読んで参考にしてくれると嬉しいであります。
目が上手く描けなくて困っているのだけど、何か良い方法ないかな?
読者のこんなお悩みにお答えします。
・目の描き方がわからない
・どうやったら立体感のある目になるのだろう?
・角度が変わると上手く描けない
イラストの目が描けなくて自分には無理だと諦めていませんか?
難しく考えなくて大丈夫ですよ。
なぜなら初めはみんな難しくて描けないからです。描いて練習している内にきっと色々な目が描けるようになります。
是非この記事を最後まで読んで参考にしていただけたら幸いです。
インスタフォロワー1万人のイラストレーターが解説します。
きっとあなたも絵を描くことが楽しくなってくるはずです。
それでは早速みていきましょう。
これだけでイラストの目の印象がガラッと変わる!目の描き方まとめ5選
その1:基本的な目の描き方
まずは基本的な目を描いてみましょう。
なぜなら基本的な目を描けるようになれば好きにデフォルメできるからです。
例えば基本的な目から少しズラして印象を変えてみようとか、自分好みの目が描けるようになります。
なので、まずは基本的な目を描けるように練習しましょう。
まず始めに正面の目を描きます。
ざっくりと目の大きさのアタリを取りましょう。
次に形を決めましょう。
なぜ瞳孔から描かずに先に形を決めるかと言うと、その方がバランスを取りやすいからです。
もちろん、自分の描きやすい描き方で描いても問題ありません。
目の距離は1つ分で、縦の長さは目の2分の1です。慣れてきたらこの目を基準にして目を離したり、近づけたり、縦に大きくしたりしてお好きにデフォルメしてください。
最後に細かいところを描き込んで完成です。
ね?簡単でしょ?
その2:つり目の描き方
次につり目を描いてみましょう。
先ほどの基準の目を参考に少しだけ目尻の高さを上げます。
基本的な描き方は同じなので、細かいところを気にするよりも形だけ意識して描いてみてください。
つり目にするときつい印象を受けるので、キャラクターの性格などに合わせて描き分けてくださいね。
その3:タレ目の描き方
次にタレ目を描いてみましょう。
先ほどと同様に基準の目を参考にして、今度は逆に目尻を下げます。
こちらも細かいところの描き方は同じですので、目の形を意識して描いてみてください。
穏やかで優しい印象を受けるタレ目なので、こちらもキャラクターに合わせて使い分けてくださいね。
その4:かわいい目の描き方
かわいい目を描いてみましょう。
かわいいは人によって違うと思いますが、基本的には丸みが大事になってきます。
基準の目よりも縦に大きくして丸みを持たせましょう。
アイラインも直線で描くのではなく、曲線で描くのがコツです。
直線を使えば使うほどにかわいい印象からは遠ざかっていってしまいます。
なので、なるべく直線を避け曲線を使って丸みを持たせることに意識してみてください。
また、瞳孔を大きく描くとよりかわいらしくなります。
形の印象をより詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
その5:かっこいい目の描き方
最後にかっこいい目を描いてみましょう。
かっこいいも人によって違うと思いますが、基本的にはかわいい目とは逆に直線が大事になってきます。
基準の目より直線を増やしましょう。
あとは細かいところを描いてこれで完成です。
目が立体的にならない理由
あなたの目がのぺっとして立体的にならないのは、目の一部分しか見えていないからです。
なぜなら人の目は平面に貼りついている訳ではないからです。
もう1つの理由として顔や眼球は丸いからです。
さらに、骨格には凹凸もあります。
「ん?何の話?」と思われた方もいるでしょう。
小梅も絵を描き始めたばかりの頃に、自分の思うような目が描けなくて苦しかった苦い思い出があります。
何度練習しても上手く描けなくて挫折しそうになりました。
なので、今あなたが苦しい気持ちが痛いほどわかります。
あるとき、たまたまルービックキューブを見る機会があり、ふとここに目を描いたらどうなるのか?と疑問に思いました。
ぼーっとクルクル回して眺めていて、そこで初めて側面の存在を忘れていたことに気づいたわけです。
話がだいぶ逸れてしまいましたが、何が言いたいかというと顔にも側面があり目も球体を意識して描かないと立体的にはならないということです。
また、眼球は眼窩内にあるので骨格を意識して描くとより一層立体的に描けるようになります。
とはいえ、ルービックキューブと目は違うよね?という意見もあるでしょう。
はいその通りです。
あくまでも具体的に説明するための例え話ですが、立体を意識することには変わりないと思います。
なので、立体を意識して描きましょう。
こちらの記事も参考にどうぞ
イラストで顔のアタリの取り方がわからない初心者さん必見!アタリの取り方まとめ3選
目の角度を変えて描くコツ3つ
その1:目の表面だけ見ない
目の角度が変わると見えない部分が出てきます。
上記でもご説明しましたが眼球は丸いから目の表面だけを見ていると、横顔なのに正面の目を描いてしまうなんて初心者さんもいらっしゃると思います。
見えていない部分も考慮しながら描くと、ぐっと描きやすくなると思います。
とはいえ、いきなり初心者さんには難しいと思いますので慣れるまでアタリを描いてから練習しましょう。
慣れてきたら徐々にアタリを描かないで脳内変換にシフトしていきましょう。
その2:目は連動している
目は2つとも同じ方向に向くので、片目だけ違う方向に向いているなんてないことにしましょう。
なぜなら初心者さんの頃だと、どうしても目をしっかり描くことに集中してしまうからです。
例えば、片目だけ描き込んであるのにもう片方は描き込みが少なかったりするなんてこともあります。
2つの目のバランスを見ながら描きましょう。
バランスよく描くコツは姿勢を正して少し離れて描くのがコツです。
その3:骨格を意識する
最後に骨格を意識しながら描きましょう。
なぜなら骨格を意識することで平坦な目を避けることができますし、角度が変わっても正しい位置に目を描くこともできます。
例えば目を描いたはいいけど、どこに陰をつければいいのかわからないなんてこともあるでしょう。
そんなときにも役立つと思いますので是非意識してみてくださいね。